
- アメリカや中国からの輸入ものは一年中出回っていますが、本来の旬は、11月~3月にかけての冬。愛知や関東地方で育てられたブロッコリーが収穫されます。冷涼な気候を好むため、北海道や長野県の高原地帯でも栽培されていて、こちらの旬は初夏になります。

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国内の主要な生産地は愛知県や埼玉県で、この地方で栽培されたブロッコリーは10月~3月に出荷されます。7月~10月にかけては北海道や長野県産のブロッコリーが収穫期になります。急増しているアメリカ産のブロッコリーは一年を通じて日本の市場に出回っています。
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- カリフラワーとともに日本にデビューして、近年になってから人気に。
- ブロッコリーは、キャベツや白菜と同じアブラナ科の野菜で、キャベツを改良して生まれた野菜です。イタリアでは、2世紀頃から食されていましたが、長い間周囲に広がることはなく、ヨーロッパを横断する鉄道の食堂車のメニューに使われたことで1700年以降に各地に広がったといわれています。
原産地は東地中海の沿岸で、日本へはカリフラワーとともに、明治の初めにやってきました。当時は、カリフラワーは花椰菜(ハナヤサイ)、ブロッコリーは木立花椰菜(コダチハナヤサイ)と呼ばれていたそうですが、当初は日本の食文化に溶け込むことはなく、本格的に栽培が始まったのは第二次世界大戦後のこと。栄養豊富な緑黄色野菜として注目された30年程前から急速に生産・消費が伸びました。
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- ブロッコリースプラウトやスティックセニョールなどの新種も続々登場。
- ブロッコリーの一種として登場したのが、「ブロッコリースプラウト」。かいわれ大根のようなブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの芽を発芽させたもので、抗がん物質を多く含むことで有名になり、スーパーなどでも見かけるようになりました。また、ブロッコリーと中国野菜のカイランを掛け合わせて日本で生まれた「スティックセニョール」は、ブロッコリーが細く小さくなったような見た目で、柔らかくて甘みが強いのが特徴。日本よりも先にアメリカで人気になり、逆輸入の形で日本市場に出回っています。
その他にも、「お年寄りや女性でも簡単に育てられて、軽くて収穫が楽な野菜を」と山口県が生み出した、中国野菜のサイシンとブロッコリーを掛け合わせた「はなっこりー」。ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせてローマで生まれた「ロマネスコ」(日本では「カリッコリー」や「カリブロ」と呼ばれている)など、多くの新種が生み出されています。
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- 緑黄色野菜の代表選手で、健康志向の方におすすめの野菜です。
- ブロッコリーの一種として登場したのが、「ブロッコリースプラウト」。かいわれ大根のようなブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの芽を発芽させたもので、ブロッコリーは、欧米では「栄養宝石の冠(Crown of Jewel Nutrition)」と呼ばれるほど、栄養素を豊富に含んでいる緑黄色野菜です。
カロチンや鉄、カルシウム、食物繊維、葉酸など、多くの栄養素を含有するブロッコリーですが、とくにビタミンCが豊富で、その量は100g中120mgとレモン果汁の約2倍以上! 4~5房を食べるだけで、成人女性の1日の必要量を得ることができます。
身体の中でビタミンAに変化するカロチンは、皮膚や粘膜を保護する働きがあるといわれているので、この時期の風邪予防にぴったり。ビタミンが豊富なので、美容によいことはもちろん、貧血の予防や便秘の改善、骨粗しょう症の予防にも効果的だといわれています。また、がん予防に効果が期待されるサルフォラファンという成分も含有しています。
ブロッコリーを含むアブラナ科の野菜は、がん予防や解毒作用があり、抗がん作用が高いといわれています。アメリカの国立がん研究所が作成した「がん予防が期待できる食べ物」でも、ブロッコリーは上位にランクインしています。
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- 鮮度の低下が早いので、なるべく早く食べきるようにしましょう。
- 購入する際には、こんもりと丸く、濃い緑色で花が咲いていないものを選びましょう。重量感があって大きなものが完熟しているもの。つぼみが紫色になっているものは、甘みが強いものです。
ブロッコリーは、どっしりとした見た目とは対照的に繊細な野菜で、鮮度が落ちやすいので、購入したらできるだけその日に使いきるようにしましょう。余ってしまった場合は、茹でてから冷蔵庫や冷凍庫で保存します。冷凍する場合は、小分けにすると必要な分量だけ使うことができ、便利です。
調理する際には、まず水洗いを。ぎっしり詰まったつぼみの部分には、ゴミが入りやすいので、水の中でふり洗いをしましょう。茹でる際に塩を加えることで鮮やかな緑色に仕上がります。